とりのとりかご

とり自身の活動や考えたことを書き残しています。

サイボウズさんのインターンに参加しました

はじめに

お久しぶりです、とり(れるたろ)です。前回の記事の更新から約半年が経ちました。投稿数やホットな話題性がviewの数に直結しやすいブログというプラットフォームで、四季の巡りより遅い更新でゆっくりやっていきたいと思います。

本記事は自身の価値観を拡げる良いインターンだったのでおすすめしたいという気持ちで執筆しています。ただ、過去にインターンに参加したことはあっても、こうして文章としてブログに残すのは初めてなため暖かい目で見ていただけると幸いです。

サイボウズさんのiOSインターンに参加してきました

今回の更新は、題の通り「サイボウズさんのiOSインターンに参加してきました」です。自身は24卒の身で、今まさに就活の最中であります。そんな中で、サイボウズさんのインターンに参加させていただいたため、自分の振り返り用途と共におすすめしたい部分を書いていきたいと思います。

参加したのは以下のiOSインターンになります。 cybozu.co.jp

結論から言うと、「チームワークという手法の考えかたを学べるインターンというのが一番正しい言葉だと思います。

やったこと

先ほども述べた通り、自身はiOSの1weekインターンに参加させていただきました。

以下、インターン公式ホームページに記載されているものを紹介させていただきますと

概要 サイボウズで開発しているモバイルアプリの機能改善をしてもらいます。インターン用に用意した課題ではなく、実際の製品のソースコードに触れて機能開発していただきます。期間中はチーム開発形式で行う予定です。スクラム開発やモブプログラミングなど、普段サイボウズの開発チームが行っている進め方に則って進めていくので、サイボウズのチーム開発の雰囲気を体験することができます。

と、記載されています。最も驚いたのは、言葉通り1週間という短い期間で本当にこの内容を全て体験させていただけたことです。

学んだこと

長くて短い1週間でも学ばせていただいたことはたくさんあります。実務でもなかなか触れないほぼ(全て?)SwiftUIで書かれたプロダクトとそれを実現するアーキテクチャや技術選定、「チームワークあふれる社会を創る」beliefを持った会社さんのスクラム開発、社員さんが把握してないこともある社内制度など知見を広げてくれるイベントが濃く詰められていました。

そんなたくさんの学びの中、サイボウズさんのインターンならでは、かつ個人的に一番大きく価値観が変わったのは モブプログラミングへの認識 かと思います。

モブプログラミング(モブプロ)は、一つの画面を複数人で共有しながらドライバー(タイピングして手を動かす人)とナビゲーター(コードの書き方の指示を出す人)という役割に分かれて開発する手法です。インターン中にも実際、この手法を用いてサービスの新規機能開発を行いました。

私自身モブプロを今まで行ったことがないため「コミュニケーションコスト高いし、別々にやった方が効率良さそう」とか考えていました。しかし、いざ行ってみると理にかなった開発手法でした。

具体的な使用場面としては、ビジネスロジックが絡む新規機能開発においては最大限の効力を発揮するものだと感じました。githubなどを用いたテキストベースのコミュニケーションと比較して、メンバーのサービス認識を常に確認しながら開発を行うので出戻り実装が少なくコードレビュー待ち時間などもありません。そのため、開発時間短縮どころかストレスも少ない手法に感じました。

ただ、運用・保守案件などに関してはよほど人手が余っていない限りはタスクを分散して行う方が良いとも感じました。今後のチーム開発において、とても良かった!と言って脳死でモブプロを選択することは避けていきたいと思います。

オフィスツアーについて

先ほど、オンラインインターンとも述べましたが現地でのオフィスツアーにも参加させていただきました。

自身は生まれも育ちも北海道一筋22年間で自然エネルギーを蓄えながら生きてきましたが、唯一イベントに参加しにくいという懸念点があります。しかし、ありがたいことにオフィスツアー1日のために往復分の交通費と宿泊場所を手配していただき、参加することができました。

今回見学させていただいたのは東京オフィスになります。 goo.gl

オフィスに到着し、初めに思ったのは「どこかの撮影現場と間違えたかな?」です。

まさかIT企業のオフィスを見るため、木と動物に塗れた地元から飛行機で飛んできた先でまた木と動物を見ると思っていなかったためおどろ木でした(上手い)。話を聞かせていただくと、自然と様々な動物がオフィスにいるのは「個性」を重要視しているためのようでした。このような部分まで遊び心と共に社風がオフィスにまで現れているのは魅力の一つに感じました。

今回のツアーでは一般の方が入れないワークスペースの方まで見せていただきました。中はとても広くどの働く場所を取っても、全ての場所に存在する意味があって作られているみたいです。どうやら、新しくデザインされたワークスペースが多いらしく、リモートワークが基本の働き方になってきているWeb業界ではとても珍しく、魅力的に感じました。

他にも、社員さんのパネルディスカッションや懇親会などとても学びが多い1日になりました。

まとめ

今回はサイボウズさんのiOSインターン、オフィスツアーについての記事を書かせていただきました。サービスの開発手法だけではなく、オフィスデザインにまで「チームワークあふれる社会を創る」という考えかたが現れている会社さんでした。

最後になりますが、サイボウズさんとインターンに関わって下さった社員の皆様に感謝の意を申し上げます。